代表者ごあいさつ

日本の医療技術は目まぐるしい進歩を遂げ、
高齢者の死亡率の低下により「長寿化」を実現しました。
戦後の平均寿命は、
男性50.06歳、
女性53.96歳でしたが、
2011年には、
男性79.44歳、
女性85.90歳となり「寿命革命(長寿革命)」がおこったのです。
これは、大変喜ばしい一報であると同時に、
世界初の超高齢社会を、日本が最初に乗り越えなくてはならないという、
超難題が課せられた事にもなります。
「人生90年時代」の到来です。
現役引退後、いかに永い時間を豊かに過ごすか。
これはまさに、個人に課せられた大きな課題ではないでしょうか。
言葉として大枠で考えらえられがちな「高齢社会」
しかしこの内情は、たいへん身近な問題であり、そのうちではなく、現実に直面してしまう要素が十分に含まれています。
「そんな長生きなんてしないよ。」
「無理に生かさなくていいよ。」
はい、多くの方々がそうおっしゃいます。
しかし、漫然と時を過ごしたままで、果たして希望通りにいくでしょうか・・・
15年前私は、一般主婦でした。
生きる事に迷っていた時期、様々なセミナーや啓発本と出会い
「気づき」を得て、未来の自分を描く作業に取り掛かりました。
結果、IT業界5年、政界5年、介護福祉業界5年と渡り歩くことになったのです。
各業界で培ったスキルと経験を元に、2013年4月、株式会社を設立致しました。
現在、稼動し始める為の様々な準備をしております。
人間一人ができる事など、たかが知れています。
互いが持ち合わせる力を出し合い、切磋琢磨しながら、
それぞれが思い描く未来の自分像を作り上げる。
そんな関係を皆様と創っていきたいと思います。
多様化されたニーズに応え、新しいものを生み出すというのは、
たやすい事ではありません。
しかし、何もしなければ変わらないんです。
共感して下さった方々と伴に、先代が作り上げてきた日本を守りたい。
バブル崩壊後、日本経済はガタガタです。
世界への信用も失いつつある中、巻き返しを実現するためには、高齢社会を乗り越えるしかないと考えます。
2020年、東京オリンピックも決まりました。
スパコン「京」が再び世界一を誇るような日本になれるよう・・・
このミューマが、高齢社会での「オープンイノベーション」の一助となれれば幸いです。
株式会社ミューマ
代表取締役 村山 眞弓
